家族葬を行いたいだけど、参列に呼ぶのはどこまでかな?
家族葬の家族って、どこまでかな?
一括りに家族と言われても実際のところどこまでなんだろうと悩んでしまいますよね!
調べてみたところ、家族葬の範囲は、決まりはありません。
喪主やご遺族の方々が参列してほしいと思った範囲で呼んで問題ありませんよ。
でも、決まりがないからこそ判断基準を知りたいですよね。
後ほど、迷った時の家族葬の参列者を決める判断基準もご紹介していきますね。
この記事では
- 家族葬の範囲はどこまで?
- 家族葬の範囲で迷った時の判断基準は?
- トラブルを避ける参列しない人への連絡方法
を解説していきます。
家族葬を行いたけど、そもそも誰を読んだらいいの?と悩んでいるあなた!
この記事を読んで、家族葬の範囲を知って、ゆったりとした家族葬ならではの葬式を行ってくださいね。
家族葬の範囲はどこまで?
家族葬の範囲は、決まりはありません。
でも、遺族の方々がある程度、範囲を決めて行っているようです。
詳しく見ていきましょう。
二親等以内の10人程度
親戚も親しい友人も呼ばないという場合は、故人と二親等以内の参列者のみ10人程度でおこなうことができます。
本当に家族のみと言うイメージになりますね。
最小だと1,2名も可能なんですよ。
静かにゆったりとお葬式を行いお別れをしたい場合は、10人程度の小規模の葬式でも問題ありません。
参列者があまりにも少ないので、参列しない方から意見を言われる可能性もあります。
参列しない方へ説明できるようにある程度準備しておく必要はありますね。
親戚も呼んで10人~30人程度
家族葬でも親戚まで範囲に入れて、多くても30人程度で行う場合もあります。
30人だと少しこじんまりした感じかなと言うイメージですね。
でも、参列者は家族と親戚の方だけなので、ほとんど顔見知りと言うことになります。
親戚が多い場合は、ある程度参列者を限定しなくてはいけなくなりますが、親戚まで範囲に入れておくと「なんで参列させてくれないんだ」とトラブルになる可能性も減ります。
家族葬にすると親戚に意見を言われる可能性がある場合は、範囲を親戚まで入れてしまっても問題ありませんよ。
親戚と親しい友人を含んで30人程度
家族葬にしたいけど、故人には家族同然の親しい友人がいる場合は悩んでしまいますよね。
家族葬だからと言って、友人は呼んではいけないと決まりはありませんので、参列に呼びたい場合は、故人と親しい友人も呼んであげましょう。
私も、祖父の葬式の時に兄弟同然で育った友人が参列していると聞きました。
きっと祖父とは血の繋がり以上の間柄だったんだと思います。
そういった場合、誰よりも参列してほしいということがありますよね。
友人と言っても誰でも呼べるわけではないですが、是非参列してほしい親しい友人は呼んでも大丈夫ですよ。
家族葬の範囲で迷った時の判断基準は?
家族葬の範囲は遺族で決める必要がありますが、迷うことがありますよね。
参列者の範囲を決めないと葬儀の話が進まなくなってしまいます。
迷った時の2つの判断基準
- 二親等以内にする
- 迷った人は参列に呼ぶ
を解説していきますね。
二親等以内にする
そもそも最初の範囲を決める段階で、家族のみにするか、親戚まで呼ぶか、友人はどうするか、と悩んでしまった場合は、二親等以内で家族葬を行う人が多いようです。
家族葬だから、名前の通り家族のみですので、誤解もなくわかりやすくなりますよね。
親戚まで呼ぶと親戚の範囲を決めなきゃいけなかったり、友人にするとさらに範囲が広がり、参列者を限定する家族葬では考えることが増えてしまいます。
初めに参列するために声をかけるには、まず参列者を限られた時間に決める必要がありますので、もし迷いすぎて決め切らない場合は、家族葬なので二親等以内の方に参列してもらうという風に決めてしまうのもありですね。
迷った人は参列に呼ぶ
範囲を親戚までや親しい友人までと決めたけど、呼ぶべきかどうしようかと悩む人は少なからずいますよね。
人数にもよりますが、もしどうしても迷う場合は、後々のトラブルも考えると参列に呼んだ方が無難です。
故人との最後のお別れなので、大切な人に見送ってほしいはずですよ。
この人どうしようと一人や二人なら呼んだ方がきっと後悔しない葬儀になります。
家族葬では一人ひとり参列に呼ぶか考えなくてはいけない場面が発生するようですが、あえて家族葬にしたのですから、基本的には割り切って考えて、それでも迷う場合は参列に呼んであげましょう。
トラブルを避ける参列しない人への連絡方法
家族葬で小規模にして参列者を限定してしまうと参列できなかった人から意見が言われて、トラブルになる可能性もあります。
参列に呼ばないからと言って対応をおろそかにしてしまうと後々対応に追われて大変な思いをしてしまうので、きちんと対策をしておきましょう。
トラブルを避ける参列しない人への連絡方法は
- 家族葬で行うことをはっきりと伝える
- 範囲を明確にして伝える
- 書面で案内する場合は参列に呼ばない旨をわかりやすく書く
です。
では、詳しくみていきましょう。
家族葬で行うことをはっきりと伝える
一番誤解を招かないようにするためには、必ず「家族葬」であることを伝えましょう。
家族葬であることを伝えれば、参列できないことを理解してくれる人は多くいるはずです。
ただし、まだまだ家族葬は決まっていないことがあったので、友人の家族葬は参列できたのに「なぜ今回は参列できないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
家族葬であることだけでは全員が理解できるわけではありませんが、まず初めに伝えるようにしましょう。
範囲を明確にして伝える
家族葬であることを伝えただけでは納得してもらえない場合は、家族のみや親戚までなど範囲を明確にして伝えるようにしましょう。
家族葬でも、喪主や遺族の意向によって、範囲は様々なものです。
参列したい人からすれば、参列できる家族葬と参列できない家族葬があるのは理解しがたいものです。
でも、範囲を明確にしていれば、参列を断ること自体は問題ありません。
範囲をはっきりと伝えて今回は参列者としてお呼びできないと伝えてあげましょう。
葬儀後に自宅へ弔問に訪問にくる可能性もありますので、もしその対応を難しい場合は先に断りをいれておくといいでしょう。
書面で案内する場合は参列に呼ばない旨をわかりやすく書く
参列に呼ばない人には書面で訃報の連絡をする場合もありますよね。
そういった場合には、参列には呼べない旨を明記しましょう。
書面を受け取った人は、家族葬であることを見落としていれば、参列できるものだと勘違いしてしまいます。
「今回は家族葬で行うため参列はご辞退ください」と誰が読んでもわかる文章で書くようにしてあげれば、トラブルも回避することができますよ。
さいごに
家族葬の範囲は、特に決まりはありません。
遺族の意向によって範囲を決めている人が多く、
- 家族のみなら1人~10人
- 親戚までなら10人~30人
- 親しい友人を呼ぶなら30人程度
が目安になります。
もし、迷った時の判断基準は
- 二親等以内
- どうしても迷う親戚や友人は呼んでもOK
です。
参列できない方にうまく説明できないとトラブルになってしまう可能性もありますので、家族葬にする理由は参列者の範囲などを明確にして伝えて、理解をしてもらうようにしましょう。
家族葬の範囲は決まっていない分遺族の方々は頭を悩ませてしまいますが、しっかりと線引きをしてトラブルをなるべく回避して行ってくださいね。