闘う嫁のマナーノート

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七草粥の七草がない場合はどうする?作り方で茹でる必要あるの?

      2016/11/19

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1月7日の七草粥に便利なのが「七草セット」ですが、運悪く売り切れてしまった場合どうすれば良いでしょうか。

今回は、七草がない場合にどうするか、また、七草粥の美味しい作り方や、七草は茹でるべきか、そのまま使うべきか等の問題についてお話しします。

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七草粥で七草がない場合はどうする?

七草粥に入れる「春の七草」は次の7種類です。

せり   ・・・水辺の山菜ですが、スーパーでも販売されています。
なずな  ・・・ぺんぺん草。
ごぎょう ・・・母子草(ハハコグサ)。風邪予防や熱さまし作用があります。
はこべら ・・・はこべ。ビタミンAが豊富で、道端でよく見かけます。
ほとけのざ・・・キク科、コオニタビラコ。食物繊維が豊富でタンポポに似てます。
すずな  ・・・蕪。ビタミン豊富。
すずしろ ・・・大根。風邪予防で消化を助ける作用があります。

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七草の詳細を知りたい場合はこちらのサイトに丁寧な説明がありますよ。

今でこそ便利な「七草セット」がスーパーで298円~500円程度で販売されていますが、昔はこういう便利な物はなく野草を探して摘んだりしたものですし、 そもそも大昔の七草粥はこの7種類ではなかったのです。

七草粥の由来は次の2つといわれています。

・昔の日本にあった「若葉摘み」(年初に雪の間から芽を出した草を摘む)の風習。
・昔の中国にあった旧暦1月7日「人日(じんじつ)」の七種菜羹の(7種類の野菜を入れた羹(あつもの=とろみのある汁物)を食べて無病を祈る)風習。

中国の「七種菜羹」は後に平安時代の日本に伝わり七種粥となったのですが、その当時は七草でなく、米、粟、黍(きび)、稗(ひえ)、みの、胡麻、小豆の七種の穀物を入れており、今のような「春の七草」になったのは数百年後の鎌倉時代とも室町時代ともいわれており(いくつか説があります)、庶民までこの風習が広まったのは江戸時代とされています。

という流れですから、元を辿れば、春の七草にこだわらなくて問題ありません。

スーパーで七草セットを入手出来なかった場合は、七草のうちセリ、蕪(すずな)、大根(すずしろ)は単品で野菜コーナーにあり、入手しやすいです。はこべら(はこべ)はセキセイインコなどに食べさせる草でもあるのですが、いろんな場所で野草として生えています。

七草のうち2~3種類だけでも良いし、三つ葉や春菊、ほうれん草、葱等の身近な葉で代用しても良いでしょう。

ホトケノザは二種類あるけど本物はどっち?

春の七草のホトケノザはキク科の「コオニタビラコ」を指しますが、同じホトケノザという名前の草がシソ科にあり、そちらの方を学名「ホトケノザ」と扱っています。
この2つの違いは次の通りです。

シソ科のホトケノザ

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引用元:http://yamakyow.blog.fc2.com/blog-entry-358.html
道端や畑、田んぼのあぜ道等に1年中生えており見つけやすく、1月に花が咲くこともあります。
有毒ともいわれていますが実際には無毒で(不味いだけ)、中国では薬の成分として使われることもあるそうです。
花は赤紫色で高さは10~30cm程度。

キク科のホトケノザ

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引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%B3#/media/File:Lapsana_apogonoides_konitb01.jpg
田んぼに多く、葉が地面にへばりついた状態で生えています。
1月に花が咲かないため、葉だけでこの草だと識別するのは難しいです。
花は黄色で高さは10~20cm程度。


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七草粥のおいしい作り方 七草は茹でるべき?

七草粥は基本の白粥を作って、火を止める前に七草を入れて少し加熱する程度で十分です。
基本のお粥の作り方はこちらをご確認ください。
お米から炊く方法、ご飯から炊く方法のどちらでも大丈夫です。

美味しく作るコツは、葉を煮過ぎないことです。
七草は若く非常に柔らかい葉なので、茹ですぎない方が美味しいですし、生に近い方が栄養も失われません。

スーパーの七草セットの場合はさほどアクが気にならないのでアク抜きをしなくても問題ありませんが、野草を摘んだ場合は土や泥を落としてしっかりアク抜きしましょう。

では次に、七草を茹でる方法と茹でない方法についてお話しします。

七草粥の葉 茹でる方法と茹でない方法

七草は葉(緑)の部分と根(白)の部分があり、分けて下準備します。
根は「すずな」「すずしろ」ですが、どちらの作り方でも、細かく刻んで、炊いている途中のお粥の鍋に入れて5分程度煮れば柔らかくなります。
七草の葉の部分は、次の下準備1か2の方法を行い、お粥が出来て火を止める直前に入れて、そのまま5~10分蒸らします。

下準備1(茹でる方法)←アク、青臭さが気になる場合

(1)七草を洗って葉の部分を熱湯でサッと茹でて水に取ります。
(2)冷めたら水気を絞って細かく刻みます。

下準備2(茹でない方法)

(1)七草の葉の部分を細かく刻み、塩で揉んでから熱湯をくぐらせます。
(2)水気を切ってお粥の中に入れます。

さいごに

七草粥は七草セットがない場合は身近な残り野菜でも大丈夫なので、ぜひ1年に1回の風習を楽しんで下さいね。

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