闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

葬儀における言葉遣い 遺族や参列者への挨拶は?受付での一言は?

      2017/04/13

nayamu
明日、友人の母親の葬儀に参列するのだけど、どんな言葉を遺族にすれば良いのだろう?

というようなことで悩んだことはありませんか。
葬儀というのは滅多にないため、参列する時になって大慌てするものです。

今回は、葬儀に参列する際の挨拶として次の3つ、

  • 遺族に対する言葉
  • 参列者である知人友人との会話
  • 受付で記帳や、香典を渡す時の一言

以上についてお話しします。

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葬儀における言葉で遺族への挨拶は?

葬儀に参列する際に、遺族に対して言葉をかけるとしたら、
「この度はご愁傷様です」
というのが一般的です。

葬儀の際、親しい友人の親が亡くなった場合だと特に、相手がさぞかし悲しんでいるだろう、何か自分が励ましてあげられないだろうか、何か手伝いができないか等と考えるかもしれません。
でも、葬儀で実際に手伝いを頼まれたりしなければ、通夜か告別式のどちらかに参列するだけで、大勢の弔問客の1人でしかありません。葬儀中の遺族はかなり忙しいため、あなたと話をする余裕はないはずです。また、葬儀の慌ただしさのために、現実的には悲しんでいる暇もないはずです。

ということで、単なる参列者として行く場合には、特に通夜参列の場合は焼香だけで遠くから遺族を見て黙礼した後、遺族と言葉を交わすことなく終わるケースが多いです。告別式は通夜に比べると時間が長いのですが、それでも遺族は出棺で火葬場へ行ってしまうため、最後まで話すチャンスはないと思っていた方が良いです。もし、通夜や告別式の前に話すタイミングがあったとしても、ほんの一言二言程度でしょう。

とはいえ、もし話をするチャンスがあれば、適切な言葉をかけたいですよね。次に具体的な話をします。

ご愁傷様を別の言い方にすると?

葬儀で遺族に対する言葉で一般的なのは先に紹介した「この度はご愁傷さまです」ですが、葬儀に不慣れだから言い難いという人が多いです。「ご愁傷様」という言葉は舌を噛みそうになったり、意味がピンとこなくて言うのがしっくりしないという人もいますよね。

特に、普段親しい人に対してふざけた言い方で使っていた、という人もいるでしょうし、 これが正式な言い方だと言われても、普段のイメージがそっちの場合には、余所余所しく感じるかもしれません。(本来は、葬儀のような場で使う言葉なので、使えるようになった方が良いのですが。)

もし、この言葉が苦手な場合には、次のような言葉もあります。

「この度は、お悔み申し上げます」

この「お悔やみ申し上げます」も使うのが難しそう、という場合には、

「この度は・・・・・・」
と、囁くように言って後半を消えていくようにしてしまえば、最後まで言わなくても大丈夫です。

遺族が親しい場合や、2人だけの場面だったら、
「大変でしたね」「心中お察しします」
「大変だったね」「辛かったね」

こんな言葉も使えるでしょう。

葬儀で遺族を励ましたい場合の注意点

また、親しい友人の場合には、気落ちしているだろうから何とか励ましの言葉を掛けてあげたい、元気になって欲しい!、思うでしょうけど、親が亡くなったら悲しむのは当然ですし、逆に「早く元気になってね」のような励ましの言葉は相手を傷つける可能性もあるので避けなければなりません。とはいえ、相手の力になりたいという気持ちはあるでしょうし、その場合には、

「私で役に立つことがあれば何でもやるから声掛けてね。」
「気分転換したくなったら遠慮しないでいつでも連絡してね。」

こんな言葉が良いでしょう。

葬儀の後に遺族と話すチャンスはあるの?

親しい友人の場合は通夜ぶるまいの後、ずっと残って何か話を・・・と考えるかもしれませんが、遺族は忙しいし疲れている可能性が高いので、そっとしてあげる方が良いものです。ですから、葬儀の場では残らず、速やかに帰る方が良いでしょう。

もし話をしたい、声を掛けたいという気持ちがあっても、葬儀を終えて一段落つくまで待ちましょう。
少しでも相手の力になりたいという気持ちは分かりますが、よほど親しい友人関係でなければ、相手の気持ちに区切りがつくまではそっと見守ることも大切です。自分の気遣いが相手の負担になるという可能性もあるので、どちらかというと、相手から連絡を待つ方が無難です。


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葬儀参列時の挨拶で遺族以外は?

葬儀では大勢の人が参列するため、遺族以外の知人友人にバッタリ会うこともあるでしょう。
そんな時には何話せば良いんだろう?と悩むかもしれませんが、無言で会釈するだけでも良いのです。話すとしても「こんにちは」「こんばんは」程度の挨拶だけでも大丈夫。葬儀の場で無理に話題を探す必要はありません。

通夜振る舞いなどで隣になった場合、話すとしても
「全然知らなったわ。突然のことでビックリしたけど知っていた?」
とか、
「長いこと入院されていたのですって」
など、故人のことを思い起こして自然に言葉が出るような感じですね。どちらにせよ、通夜振る舞いの場もあまり長くいるものではありませんし、ベラベラお喋りせず、軽い飲食に止めて帰宅すれば良いのです。

葬儀受付での一言は?

話が前後しますが、葬儀で通夜や告別式に行くと、最初に受付を済ませます。
受付では、氏名や住所などの記帳をするとともに香典を受付の人に渡すのですが、その際にも何か一言挨拶しなければ、と考えますよね。

この時の言葉は、
「ご愁傷さまでございます」「お悔やみ申し上げます」
というのが一般的ですが、葬儀の受付は遺族親族でなく会社関係や近所の人が行う場合もあり、その場合には「ご愁傷さま」などの言葉はお互い違和感があるのですよね。ただ、弔問客にとっては相手が親族かそうでないか、という判別が出来ないケースもあるので、迷う場合には言葉を出さずに無言で一礼すれば大丈夫です。
特に、受付では香典の受取に不備がないか、記帳の漏れがないか等のことで手一杯なので、あれこれ気遣いの言葉を貰うことを期待してないはずです。 ですから、受付での一言というのは難しく考えないで大丈夫でしょう。


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さいごに

葬儀に参列するのは滅多にないため、人と会った時の対応方法を悩むものですが、受付や参列する人に対しての気遣いは不要で、話が苦手なら黙礼だけでも大丈夫です。

一番重要なのは、自分の知人友人が遺族だった場合です。家族が亡くなった場合は気落ちするものですが、葬儀では忙しいし話す時間は殆どありません。言葉を交わす時間があったとしても一言二言程度ですし、恐らく、焼香の際に遠くから相手の顔を見てお辞儀をするだけで終わる可能性が高いです。

でも、何も言葉を交わさなくても、葬儀に参列して線香をあげた、というあなたの気持ちは通じるはずです。だから、何も伝えることが出来なかった等と凹まず、焼香の際に遺族の顏を見て、あなたの気持ちを伝えるつもりで黙礼すると良いでしょう。
そして、落ち着いた頃に連絡してくるのを待つか、親しい友人の場合は落ち着いた頃合いをみて連絡し、相手の辛かった気持ち等を受け止めてあげると良いですね。

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