闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

葬儀で遺体の搬送はどうなるの?自分でやるのは違法なの?

      2017/10/06

itai1
病院で家族が亡くなった場合、葬儀を行うために遺体の搬送をする必要があるのですが、誰がどのように行うのでしょうか。
自分でやるのは違法なのでしょうか。

今回は、遺体の搬送に関する疑問についてまとめました。

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葬儀における遺体の搬送はどうするの?

家族が病院で亡くなった場合、遺体を自宅等へ引き取らなければなりません。
亡くなって直ぐに病院を追い出される訳ではありませんが、病院としては長時間遺体を置いておけないので、早めに引き取ってもらうよう促してきます。

既に葬儀を行う会社が決まっている場合、その葬儀社に連絡すれば葬儀社がすぐに駆けつけてくれます。一方、葬儀社が決まっていない場合、病院から葬儀社を紹介されます。その葬儀社は、病院と提携しておりこのような場合に直ぐに対応できる体制を取っている会社なので、葬儀社が決まっていない場合は病院と提携している葬儀社に遺体の搬送を依頼するケースが多いです。

さて、葬儀社に遺体の搬送をお願いすると、その流れで葬儀までお願いしなければならない、というプレッシャーを受ける気がしてしまいますが、現実的には葬儀全てお願いする義務はありません。その会社じゃ嫌だなあ、高そうだなあ等と思った場合は「遺体の搬送だけをお願いします」と言って、そこで支払いをすれば問題ありません。病院と提携している葬儀社というのは病院にすぐに動ける人員を配置するなど経費が結構かかっているため、その分を葬儀代に上乗せしてくるケースが多く、できれば別の会社を探す方が良いのです。
ですから、遺体の搬送先をどこにするか決める際、多くの場合は葬儀会場か自宅かを選ぶのですが、必ず「自宅」にしましょう。(葬儀会場にしてしまうと、その葬儀社でやるような雰囲気になりますし、断りづらくなるからです。)

【遺体の搬送車について】

葬儀で遺体を搬送する車は寝台車と霊柩車の2種類があるのですが、次のように使い分けされています。

  • 寝台車→病院から自宅か葬儀会場などの安置場所まで搬送する際に使います。この寝台車は、ストレッチャーが搭載されている車で、エスティマのような大型ミニバンクラスの車が使われることが多いです。
  • 霊柩車→火葬場へ移動する際に使う車です。

ところで遺体の搬送費用は若干会社によって異なりますが、10km程度で14,000円程度となっています。結構高いですよね。葬儀社が決まっていない場合は頼むのを躊躇してしまう人もいるでしょう。次に、節約のために自分で運ぶことについてお話しします。

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遺体の搬送を自分で行うのは違法行為なの?

自分の車で遺体の搬送を行うことは違法ではありません。ただし、事件性がないという証明として、「死亡診断書(死体検案書)」を持っていることが必要になります。(死亡届提出後は役所発行の「火葬(埋葬)許可証」となります。)

自分の車がない場合は、費用の高い葬儀社でなくタクシーに依頼したいと考えるかもしれませんが、業者が行う場合は霊柩車運送業に関する許認可と事業用自動車登録(緑ナンバー)の両方が必要なため、タクシーでは搬送できません。

でも、実際に搬送するとなると、遺体は結構大きいですし、人が亡くなると時間と共に死後硬直も始まります。大人を真っ直ぐに寝かせた状態で運ばなければならないため、ワゴンタイプの車を用意して後ろの扉から乗せる必要があります。また、遺体の扱いが雑だと、遺体の栓が外れたりして体液が漏れてくる可能性もあるため、防水シーツなどを敷いておいて、車が汚れないよう工夫する必要があります。

このようなことを考えると遺体を車に乗せるというのは非常に面倒な作業になるし、いくら故人が身内であっても嫌だと感じる人が多いでしょう。だから、お金がかかっても葬儀社に依頼する人が多いのです。

もし自分で運ぶ場合は、車を汚さないよう注意することも大切ですが、家族が亡くなったことのショックや看病疲れがあるかもしれないので、運転にはくれぐれも気をつけてください。

そうそう、遺体は「人」ですが、車に乗せる上では荷物の扱いになるので、乗車定員には含まれません。逆に、積載量オーバーと荷物のはみ出しが無いよう注意する必要があります。

死亡診断書と死体検案書の違いについて

遺体を運ぶ際に携行する、死亡診断書(死体検案書)は次のように使い分けされます。

  • 死亡診断書→病院の医師が発行します。死因が病院における病死や、在宅医療の在宅死など明確な場合。
  • 死体検案書→警察主導で指定監察医が発行します。死因が不明瞭な、突然死や事故死などの場合。

書式は2種類とも共通のもので「死亡診断書(死体検案書)」となっているので、医師が内容に応じて不要な方を二重線で消して使います。

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さいごに

葬儀で遺体の搬送をするのは自分でもやろうと思えばできますが、遺体を運ぶのは物理的に大変なので、お金を払って葬儀社に任せる人が多いです。

でも、その時点で葬儀社が決まっていないと遺体の搬送だけを別の葬儀社に依頼するか、その時点から病院で紹介してくれる葬儀社に葬儀全てを依頼することになり、葬儀費用が高くなってしまう可能性があります。

ですから、「今は元気だけど自分が死んだらどうするのかしら?」などと気になったら、一度自分の葬儀について考えてみるといいですよ。生前契約しておくと、万が一のときに家族がどうしたら良いのか分からないという事態を防げます。葬儀社によって葬儀の金額は全く異なるし、どの程度親身になって相談に応じてくれるかも異なります。

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