闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

葬儀で互助会はメリットあるの?解約は簡単?実際にやった結果は?

      2017/04/13

sougi
自分や夫の葬儀なんてまだ想像できないけど、
いつ何が起こるか分からないし、家族のためにも
葬儀代くらい積立しておく方が良いのかしら?

このようなことを、多くの人が一度は考えますよね。

我が家でも、数年前に亡くなった義母が互助会に入っていたため、互助会を利用して葬儀を行ったのですが、その際に自分達の死についても考えさせられ、我が家でも互助会に入ることにしました。ところが、せっかく積立していたのに、数年後に想定外の引っ越しをすることになり、色々検討した結果、互助会を解約することになりました。

今回は、実際に葬儀を行った我が家で感じた互助会のメリットや、解約した時の反省点等についてお話しします。

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葬儀で互助会はメリットあるの?

「互助会」の正式名称は、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会といいます。漢字を見ると「安い」「助け合う」というようなイメージを抱く人が多いでしょう。でも、実際には特別安いという訳ではなく、「前もって一定金額を積み立てておくことから、いざという時に多額の出費をせずに済む」という程度なのです。

ここで、もう少し細かくメリットについて我が家で感じたことをお話しします。

互助会のメリット

(1)葬儀の知識のない遺族にとって頼れる存在
義母が互助会に入っていた(=生前契約)ため、亡くなってから互助会に電話したところ、すぐに病院から遺体を移動したり葬儀や四九日納骨の準備手配、事務手続きに必要な書類の準備などを行ってくれました。私達が葬儀のことを全く考えていなかったので非常に頼りになりました。

(2)生前積立したため葬儀の際の出費が差引額で済む

義母の葬儀では、積立金が24万円×2口あり、その額を差し引いた金額を支払いしたので、葬儀が想像よりも安く済んだ気がしました。

(3)会員価格でサービスが受けられる

互助会会員ということで、一般料金よりも安く割引がある、という形でパンフレットを提示されて祭壇のランク等を決めていき、なんとなくお得感を味わったような気が。

互助会のメリットをじっくり考えてみると・・・?

でも、安くなるといっても元々の単価を高く設定していて、安くするからお得感を味わえるという噂なんですよね。葬儀というのは突然やってくることが多く、遺族は悲しみの中で「安いか高いか」を判断する余裕がありません。葬儀を行った当時は「色々安くしてもらって有難いなあ、手配もやってくれるし助かったなあ」と感じていたのですが、今思うと、これって口悪い言葉だと「ぼったくり」の可能性があるんですよね。

また、出費額についても、元々積立したお金があるのですから本番の葬儀で金額があまりかからないのは当然のことなのですよね。それ以上に、一口24万円というのが少ない設定ではないか、とも考えてしまいます。生前積立しておけば安心、と考えるでしょうけど、残された遺族にとっては、この中途半端な積立額だけでは困る事態になるかもしれません。葬儀費用といっても付け焼刃にしかならず、残りは遺族がなんとかしなければならないのですから。

そう考えると、「互助会に加入すれば安心」ではなく、もっと細かいこと・・・自分が亡くなったら何にどの程度費用がかかるのか、互助会との契約ではどのような内容になるのか等を把握し、お金をできるだけ用意しておくことが大切なのですよね。

互助会のデメリット

ということで、互助会のデメリットとして、次の2つが思い浮かびました。

(1)積立金は葬儀費用の一部にしかならない
葬儀費用全額の積立ではないので、多い残額を遺族が払うことになるし、品物選びもそこで高い物を選ぶよう誘導されてしまう可能性がある。

(2)解約手数料が高い
やむを得ず解約する場合は解約手数料を取られるのですが、これが結構高いのです。
昔は20%程度が当たり前で、今は会社によってはもう少し安くなっているようですが、会社によって異なります。

この解約手数料については、我が家で実際に解約して初めて知ったことです。(恐らく契約時の定款か何かに記載されているのでしょうけど、契約する当時は解約することを想定していなかったし、そこまで深く読んでいなかったのです。)
では次に、実際に我が家の契約から解約までのことをお話しします。


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互助会の加入から解約までの我が家の事例と反省

我が家では、数年前に義母が亡くなった際に互助会に加入していたため、葬儀を互助会にそのままお願いし、田舎に住む普通の主婦にしては盛大な葬儀を行いました。

病気を患っていたとはいえ、急変して突然の死にどうすれば良いのか全く分からなかったので、互助会の担当者の丁寧な対応はとても好印象でした。田舎なので葬儀といえばこの互助会に入るのが当たり前らしく、隣もそのまた隣も当然互助会に入っている、というような雰囲気で、担当者とも顔見知り状態だったようです。

そんな環境だったので、葬儀を終えた際に我が家でも互助会加入しておいた方が良いだろうという流れになり、細かい説明も聞かずに加入して月々2000円×2口の掛け金を口座引き落としで納めるようになりました。

その当時は将来的に引っ越すことを想定していなかったのです。

でも、夫の仕事の変化で遠方への転勤が決まったことから、このまま互助会を続けても意味ないということになり解約することにしました。

我が家では、毎月2000円×2口を7年半積み立てた結果、次のようになりました。

積立総額  180,000円×2口=360,000円
解約手数料 35,500円×2口=71,000円(約19.7%)
返金額  144,500円×2口=289,000円

返金時振込手数料 324円
実際に戻った額 288,676円

解約手数料が結構高いですよね。
この解約手数料については、互助会の場合は「残る会員に負担がかからないように、互助会の人件費や管理費、募集費等の一部を負担してもらう」というような主旨だったようです。ただ、互助会の場合はこの解約手数料のトラブルが多いらしく、近年見直しをしているところが多いという話を聞いていたので若干期待していました。ですが、やっぱり期待してはいけなかったみたいです(泣)

互助会に解約の旨を連絡したところ、 「解約すると手数料がかかってしまうから、そうしないで引越し先の互助会に移籍してを続ける方法もありますよ」とは言われたものの、このまま互助会を続けても、将来どれだけこの掛金を有効に使えるかは不明なので、やっぱり解約しようという考えに至りました。

というのも、数年前に義母の葬儀を互助会で行った時に感じたのですが、互助会は盛大な葬儀に向いているのですよね。葬儀の際に見せられたパンフレットも豪華な内容が多かったですし。逆に、小規模の、身内だけの葬儀などはあまりお得でなさそうなのですよね。義母は社交的な人だったので葬儀に参列してくれる人も多かったし良かったけど、私や夫の葬儀を同じような盛大な葬儀にしたいとは思えないし。だから、今はもっと様々な葬儀社を幅広く調べて、こじんまりした、身内だけの葬儀が得意な葬儀社を探してみようという気持ちになっています。

ちなみに、互助会の解約そのものは揉めることなく簡単にできました。引越しという理由もあるので、特に引き留められるということもありませんでしたし。また、解約手数料については、解約書類を記入後2週間以内に入金がありました。


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さいごに

互助会は単なる葬儀社の1つなので、互助会だから安心、という訳ではありません。その地で一生過ごすのであれば問題ないかもしれませんが、引越しの可能性がある場合にはよく考えてから入る方が良いでしょうし、実際にどんな葬儀をしたいのかを考える方が先決でしょう。

他の葬儀社を色々探してみると、安くて丁寧な対応をしてくれる会社も多いし、その葬儀社によって得意不得意が様々あります。色々見積もりを取って比べてみると様々なことが分かってくるでしょう。

◆互助会や一般の葬儀社を比べる場合はこちらの記事が参考になりますよ。
互助会と一般の葬儀社との違いは?比較時に注意すべき項目とは?

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