闘う嫁のマナーノート

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年賀状の宛名で住所の番地は漢数字?改行や差出人名表裏マナーは?

      2016/11/19

年賀はがき_宛名面もと
年賀状の宛名を縦書きにする場合、数字の書き方で迷ったり躓いたりしませんか。

・住所の番地は漢数字と算用数字のどちらが適しているのか
・住所が長い場合改行位置はどこが良いのか

今回は、このような宛名の書き方をどうするべきか、差出人名における表裏のマナーはどうなのか等をお話しします。

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年賀状の宛名で住所の番地は漢数字と算用数字どっち?

宛名書きのルールは「絶対こうしなければならない」というものはありません。
ただ、今現在の日本郵便のスタンスでは、郵便物の取扱いが簡単な方法が望ましい、ということで、算用数字を推奨しています。
具体的にはこちらのページの参考事例を見ると分かるのですが、宛名例が算用数字になっています。
封筒の表書き・裏書きの書き方

たぶん、これを見ると驚く人も多いのではないでしょうか。
というのも、日本人の多くが、日本語は縦書き文化だったから「縦書きは漢数字、横書きなら算用数字」にするべきだと思っているからです。

この漢数字の根拠として代表的なものが新聞です。
新聞社の規則では、住所の丁目より前に使われる数字は漢数字(百、十などもつける)、番号については、百、十などをつけずに漢数字そのままの形となっています。
また、役所ではどうかというと、行政区画便覧の住居表示は丁目が漢数字、番号は算用数字です。

どちらにせよ情報が正しければ問題ないのですが、マナーを考えるならば「その情報を必要とするのは誰か」を考えると分かりやすいでしょう。

宛名は送り先の相手が確認すべきものですが、それ以前に、葉書を届ける郵便局の人や、読み取るための機械が情報を正しく読み取る必要があるのです。
そのため、最初のマナーとしては、

宛名面は、郵便局の人と機械が読み取りやすい字にすべき

という発想が大切です。(私は郵政省の回し者ではありません・・・でも、郵便局で配達先が間違えられると自分の郵便物が届くのが遅くなってしまうという事情があるので、協力したいものです。)
今では郵便局の機械は、赤枠の郵便番号7桁以外にも、枠外にある宛先の「●丁目●番●号」等の情報も読み取ることが可能ですが、漢数字だと書き方によっては間違って読み取ってしまう可能性もあるのです。

例えば、222の場合、漢数字だと



となりますが、きちんと間隔をあけておかないと「132」等と読まれる可能性もあるからです。
また、百、十などをつけて





と書くのも間違いではありませんが、3桁以上になると逆に読みにくいことが多いので、2桁なら良いのですがあまりおすすめできません。

ちなみに、郵便局推奨の算用数字だと、1234-13の場合、

1234

13

のように書きます。
4桁だと幅を狭く注意して書く必要がありますが、人間の目で見ても、漢数字よりも算用数字の方が読み取りやすいですよね。

もし漢数字で書くなら、数字と数字の間隔を少し開けて、一文字ずつ正しい文字が認識できるように気を付けてください。

年賀状の宛名で住所改行の位置は?

葉書の宛名面を縦書きする場合は右側に住所、中央に氏名となりますが、全体のバランスを考えて文字配置してください。
文字の大きさは、

宛先氏名>宛先住所>差出人氏名>差出人住所

というのが見た感じスッキリするでしょう。

住所が長い場合や、マンション、アパート名などを書く場合は1行では書ききれないので2行にします。
改行の位置は、住所や番地、建物名等のキリが良い箇所でしましょう。
改行した場合の書き出しは、1行目の書き出しよりも少し下から始めるようにします。
年賀はがき_宛名面もと

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年賀状の差出人名に表裏のマナーはあるの?

表裏どっちがどっち?と迷うかもしれませんが、一般的には次の通りです。

表面・・・宛名面
裏面・・・文面・デザイン面

そして、年賀状の場合、パソコン印刷する人が増えている現在では、宛名面と裏面の両方に差出人名を書くことが多いのですが、両方に書く必要はないのではないか?と思う人もいますね。
ただ、裏面を印刷屋さんに依頼する場合はもれなく差出人名や住所等を印刷してくれるし、自宅で宛先を印刷する場合も差出人名を入力しておけば手間がかからず印刷することもあり、その結果両方になっています。

これは、両方書いて重複している、という意見もありますが、

表面の差出人名は、送り状として大切な情報で、郵便局で読み取るべき情報
裏面の差出人名は、年賀状の内容として、受取人が読み取る情報

であり、そもそも封筒で手紙を送る場合に外の封筒に差出人名を記載し、中の便せんにも差出人名を記載するのと同じことなので、重複するからといって気にする必要はありません。

ちなみに手書きの場合、両方に書くのが面倒だという人もいると思います。
ただ、表(宛名)面に差出人名が書いてあると、

・相手の家で大量の年賀状を家族別に振り分け作業する際に楽
・郵便配達時点で宛先のミス等で届かず返送される場合に郵便局の人が処理が楽

という長所があります。

一方、裏面(デザイン面・文面)に差出人名が書いてあると

・年賀状の内容を見て、誰が書いたかすぐに分かる
・ファイリングする場合は裏面を見られるよう入れるため、ひっくり返さなくても誰が書いたか分かる

マナーの点からお話ししましたが、別の視点でも1つ利点があります。
それは、

裏面に差出人名を入れておくと、年賀状の内容が少し埋まった気がする!

面倒な相手には一言メッセージを入れるのも悩むけど、謹賀新年などの定型文以外に差出人名や住所を入れておけば葉書のスペースが結構埋まるため、一言を短く入れるだけで済む、という利点がありますよね。

今でこそ一言メッセージを入れることには抵抗もなくスラスラ書けるようになったのですが、昔は苦手だったので、差出人名や住所だけでなく、郵便番号、E-mailアドレス、HPアドレスまで入れて、出来るだけ文字スペースを稼ごうとした記憶があります。

本当に文字を書くのが苦手な人ほど、裏面にも差出人名などを入れることをおすすめします。

さいごに

今回は縦書きの場合の数字の書き方を中心にお話ししました。

縦書きが基本の宛名書きですが、裏面(文面)のレイアウトに合わせて、裏面が横書きなら表面も横書きにするほうが自然という意見もあります。
いずれにせよ、宛名は、送り先の人も読みますが、その前に郵便局の人や機械が読み取るための重要な情報なので、人や機械が読み取りやすい文字を書くことがマナーなのです。

漢数字でも間違いではありませんが、読みやすい文字を書くことを心がけましょう。

また、差出人名については手書きだと両面書くのは大変ですが、パソコンで作る場合は手間がかからないので、両方入れておく方が自分も相手も、郵便局の人もラクになるのでおすすめです。

>>年賀状作成時に知っておきたいこと 目次<<

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