闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

シーツの綿100%とポリエステル混紡の違いで毛玉は?暖かさは?

      2017/04/15

huton
シーツを購入しようと思って探したけど、種類が多すぎて何が良いのか分からない!

という悩みを抱いたことはありませんか。
昔はシーツといえば綿100%が当然でしたが、最近はポリエステルの暖かさを売りにした多種多様なシーツが販売されているから、

あれっ?ポリエステルって暖かいのだっけ?夏向き素材じゃないの?

と混乱のドツボにハマるのですよね。

今回は、

・綿とポリエステルの違い
・綿100%でも毛玉の出来る理由
・綿とポリエステルで暖かさの優劣

以上を中心に、自分に合うシーツの選び方についてお話しします。

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シーツの綿とポリエステルの違いは?

綿とポリエステルの違いは様々ありますが、大きな違いの1つに吸湿性があります。
綿は吸湿性が高いのですが、ポリエステルは低いです。そのため、今まで綿のシーツを使っていた人がポリエステル混紡のシーツを使うと、

「蒸れるようになった」
「汗が出やすくなった」
「寝汗をよく搔くようになった」

というようなことを第一に感じるでしょう。

ただ、ポリエステルは欠点ばかりではありません。長所も色々あります。吸湿性が低いおかげで、逆にシーツを洗濯した際の乾燥時間は短くて済むので忙しい主婦にとっては嬉しい素材です。

では、綿とポリエステルがどのように違うのか、ポリエステルを中心に細かく確認しましょう。

ポリエステルの良さとは?
・破れにくくて長持ちする(ナイロンの次に強い。)
・皺になりにくい
・カビが生えない
・ダニがつきにくい
・綿ぼこりが出にくい
・洗った時の乾きが早い(吸湿性が低いため)

ポリエステルの欠点とは?
・吸湿性が低い
・静電気が生じやすい
・毛玉が出来やすい
・体に負担がかかりやすい

ポリエステルは綿に比べて安いのですが、原材料が石油なので、残念なことに人との相性が悪いです。そのため、髪や肌に負担がかかりやすいです。

しかも、人間は冬でも夜寝ている間にコップ一杯分、約200mlの汗を掻くと言われています。綿シーツなら全て吸収してくれるのですが、ポリエステルの場合は吸収しません。

そうなると、体から出た大量の汗はシーツや掛布団カバー表面に溜まったまま動かないので、モワーッと蒸れてしまうのですよね。そして、湿気のせいで折角気持ちよく眠っていたのに体が不快になり、眠りが浅くなってしまいます。また、蒸れたシーツに包まっていると体が冷えて血の流れも悪くなります。その結果、翌日になっても疲れが取れません。
これが積み重なると、肌荒れ、冷え性、むくみ、肩こり、頭痛、腰痛などに繋がる恐れがあります。

ポリエステルはパッと触った感じは気持ち良いのですけどね。冬に触ると暖かさを感じるし、夏に触ると涼しさを感じます。でも、長時間使うと体から出る汗で蒸れて、体が調子悪くなりやすいのです。起きている間なら、蒸れたら風通し良くする等の調節が可能ですが、眠っている間は自分で意識的に調節出来ないのですよね。

ですから、ポリエステルというのはシーツにはあまりオススメできない素材なのです。


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シーツの綿100%でも毛玉ができる理由は?

綿100%の場合、通常なら毛玉が出来ません。
そして、ポリエステルが少しでも入っている場合は毛玉が出来ます。

でも実際には、綿100%なのに毛玉が出来ることも偶にあるのですよね。

これは次のようなケースで生じます。

・安くて粗悪な綿の場合
・目の緩い織り方
・着ているパジャマが摩耗しやすい場合

安い綿シーツだと糸がしっかりしていないためか、綿100%であっても出来るケースもありますし、メリヤス編みやガーゼなどの、目の緩い、柔らかい織り方だと毛玉ができることもあります。また、意外な盲点かもしれませんが、生地に問題がなくても、着ているパジャマがポリエステル系等の場合は、シーツとパジャマが擦れることで毛玉が出来ることもあるのです。

ちょっとここで、何故ポリエステル混紡だと毛玉が出来るのかをお話ししておきますね。

ポリエステルだと毛玉が出来やすい理由

毛玉は生地表面の摩擦があると、繊維の先が毛羽になり、束になって毛玉となります。
でも摩擦というのは避けられないのですよね。寝るときに布団でゴロゴロすると擦れるし、洗濯するときに他のシーツや洗濯物と一緒にすると擦れてしまうものです。

そして、ポリエステルが綿より毛玉ができやすいのは、丈夫な繊維ということが原因です。
強い繊維であるからこそ、毛羽が落ちそうになっても、生地の表面にしっかり留まって、擦り合わさることでどんどん毛玉が大きい束になっていくのです。

じゃあ、綿が毛玉にならないのは、というと、繊維が弱い性質があるのですが、これは綿繊維の元である綿花が小さいことが要因です。通常の綿織物は長さ約2cmという短い繊維を紡いで糸にしていくため、洗濯したりするうちに少しずつ繊維が落ちてしまい、徐々に薄くペラペラになってしまいます。また、落ちた繊維は綿ぼこりとなります。だから、布団を敷くような寝室は他の部屋に比べて埃が溜まりやすいのですよね。
とはいえ、綿100%の布地は薄くなるし落ちてしまうけど、落ちるからこそ毛玉にならないのです。

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綿とポリエステルの暖かさはどっちが上?

綿とポリエステルの暖かさを比べると、素材本来の保温性で考えた場合は綿の方が上でしょう。
ですが、ポリエステルは化学繊維であり、暖かさを保つための工夫を化学的な考慮の上で作られているため、暖かさの点でいえば、綿よりも優れていると感じる人が多いはずです。

あれ?でも、ポリエステルって夏の洋服にも使われているよね?

と思う人もいるでしょう。
実は、ポリエステルの性質の1つに速乾性があることから、夏向き素材と考える人もいるのです。これも、化学繊維であるポリエステルの特徴で、変幻自在なのですよね。
冬にはフリースやヒートテックのような保温性を高めることを重視し、密度を高めるために糸を太くしたり目の詰まった織り方、厚みのある織り方や起毛にする等の工夫をする一方、夏には速乾性を利用した、薄手で通気性の良い糸、織り方、薄くする等の工夫で安くて季節に合った使い方をするように考えられているのです。

さいごに

とはいえ、洋服のような、起きている間に使うものなら安くて季節に合った使い方のできるポリエステルは非常に便利な素材ですが、眠っている間に使うシーツのような物だと、暖かさの点では綿よりも上だとしても、吸湿性の悪さを何かで補うlことができないと長所が全て逆効果になりかねません。

ポリエステル混紡だと、綿100%よりも安いし肌触りが良いし、短時間触っている分にはとても気持ち良いのですが、長時間眠ることを考えると、体質によっては避けた方が無難かもしれません。特に汗かきの人にとっては、蒸れが心配ですね。

冬にポリエステルの起毛素材を使った暖かそうなシーツは確かに魅力的ですが、体が過敏な人にとっては綿100%の方が無難な選択でしょう。

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