闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

お歳暮の渡し方等知っておきたい持参マナー 子供の習い事の場合は?

   

oseibo
お歳暮は宅急便などで贈る形も増えていますが、本来は直接訪問して渡すものです。
この渡し方をご存知ですか。

今回は、お歳暮を持参する際のマナーとして渡す時の言葉や訪問時に気を付けること、また、子供の習い事でお歳暮を贈る場合の注意点などをお話しします。

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お歳暮の渡し方 何と言えばいいの?

手渡す時の一般的な言葉としては次のようなものがあります。

・今年も色々お世話になり有難うございました。ご挨拶のしるしにお持ちしました。

・心ばかりの物ですがお納めください。

・今年一年間大変お世話になりましたので、形ばかりですが、お礼の気持ちです。来年もどうぞよろしくお願いします。

・今年はお世話になりました。感謝の気持ちの品物ですが、お召し上がりください。今後ともよろしくお願いいたします。

品物について特別な思い入れ・気を付けて欲しいことがある場合は、次のような言葉を添えると良いでしょう。

・○○様がお好きだとお聞きしていたので選ばせて頂きました。

・お子様が卵アレルギーだとお聞きしていたのでゼリーなら大丈夫かと思いまして選びました。ご家族でお召し上がりください。

・生ものなので冷蔵庫に入れて早めにお召し上がりください。

「つまらないものですが」には、実はこんな意味があった!

昔は贈り物をする際に「つまらないものですがお納めください」等と言っていたものですが、近年では「つまらないもの」を感謝の気持ちで贈るのは失礼だ、という風潮になり、贈り物を手渡す時の言葉としては使われなくなっています。

でも、実はこの「つまらないもの」という言葉は、元々
「一所懸命に選んだ品物ですが貴方が大変素晴らしい方なので、
どのような物でもつまらない物に思えてしまいます」
という、相手を称えて自分がへりくだる意味が含まれていたのですね。

なので、自分が贈る物が粗末な物だという意味ではなかったのですが、日本語の使い方が変わってきてこれを知らない人が増えてしまった結果、品物を貶めるような意味に解釈されていったようで、嫌われてしまったようです。

まあ、これを知ったところで多くの日本人が「つまらないもの」を良く思わないのは事実なので、今後手渡す時に使う言葉としては別の言葉にする方が良いと思います。

知っておきたいお歳暮の持参マナーは?

訪問時の注意点

事前に相手に電話等で連絡して訪問するのが基本です。
訪問時間帯としては、早朝と食事のタイミングを避けましょう。
目安としては、午前10時~11時頃、午後14時~16時頃が良いでしょう。

事前に相手に連絡しないで訪問する場合は、玄関先で渡して直ぐに失礼します。
ただ、急に訪問する場合でも、
「玄関先ですぐに失礼いたしますが、これからお伺いしたいのですが宜しいでしょうか?」
と一本電話を入れてから訪問するほうが良いでしょう。

お歳暮の持参方法

正式なマナーは風呂敷包みですし丁寧な印象がありますが、今はデパート等の紙袋でそのまま持参する人が多いと思います。それでも問題ありませんが、相手に渡す際は袋ごとでなく、紙袋から取り出して渡すようにしましょう。

部屋に通されると上座を勧められますが、お歳暮を渡すまで上座に行かず下座か部屋の隅で次の手順通りに行い、その後に席に着きます。

(1)挨拶
(2)風呂敷包みを解いて手早くたたむ(デパートの紙袋から出す)
(3)相手が品物の表書きを読める向きに直し、両手で差し出す
(和室の場合は、両手で畳の上を滑らせるように差し出す)

お歳暮を玄関先で渡す方が良いケースは?

事前連絡すると部屋へ通されることもあり、その場合は部屋で挨拶をしてから渡すのがマナーです。

ただし、次のケースでは玄関先で渡すほうが良いでしょう。

・生ものやアイス等(直ぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる必要があるため)
・鉢植え、鮮魚等(部屋を汚してしまう可能性があるため)
・手土産程度の品物


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子供の習い事にお歳暮は必要?

子供の習い事については、私の小さい頃はごく当たり前のようにお歳暮お中元を贈っていたものです。
でも、最近はそういうものを省略する傾向にあるのか、我が子の習い事でお歳暮お中元を持参すると逆に先生に恐縮されてしまう傾向が見受けられます。

また、塾のような先生が多いところは学校と同様に「受け取ってはいけない」という規定があるかもしれませんし、個人の学習塾についても先生の考え方次第です。
ただ、ピアノ、バイオリンのような昔から師弟関係が重視されるようなところは、「師から学ばせていただく」という心を非常に大切だと考えるため、季節ごとに感謝の気持ちを伝える意味で負担にならない程度の品物を贈るほうが良いと思います。

子供の習い事の先生にお歳暮を贈る意味は?

子供の習い事の先生にお歳暮やお中元を贈るということは、

・親がきちんとマナーを理解している
・子供がしつけのしっかりした家で育てられている
・親がいつも子供の成長を気にしている

このような意味があり、先生としては多少プレッシャーを感じることになるでしょう。

ただ、贈り物をしたからといって贔屓してもらえる訳ではありませんし、自分の子供が上達する訳ではありません。あくまでも、感謝の気持ちで贈ること、見返りを求めないことが大切です。
もし、「高い月謝を払っているのに、更にお歳暮お中元なんて・・・」と考えるのであれば贈らない方が良いでしょう。先生だって、そういう気持ちで渡されたら迷惑ですから。

子供の習い事の先生へのお歳暮の渡し方は?

子供の習い事の先生へのお歳暮は、手渡しで直接お礼を伝える方が良いでしょう。
ただ、ヤマハ音楽教室のような集団の場合は、贈答受取禁止の可能性もあるし、他の生徒や親の目もあるかもしれないので、出来れば宅急便などでご自宅に贈る方が良いですね。

お歳暮を渡す場合、我が家では子供のレッスンのときに一緒に訪問して、自分だけ玄関先で手渡して失礼するか、一緒にその日だけレッスンを見学させてもらう、という方法で毎回やっています。
私の母もそのようにしていましたし、わざわざ「お歳暮持っていきます」という事前連絡をしなくても 子供のレッスンが入っていれば問題ないはずですしね。

今はお歳暮お中元を贈らない人も少なくない

ただ、今はピアノなどでもお歳暮等を渡すと恐縮されてしまうケースもあるので、先生の反応を見て、 毎回お歳暮お中元を渡すと恐縮されるような場合は、お歳暮やお中元などと表書きをつけず「お礼」として渡すか、 旅行に行った際など季節毎の「ちょっとした手土産」としてお渡しするほうが良いかもしれません。
また、大人からの贈り物よりも子供から直接感謝の手紙やカード、修学旅行のお土産などを貰う方が形だけのお歳暮よりも気持ちがこもっていて嬉しい、という人もいるそうです。
要は、お歳暮お中元を形だけのものにせず、気持ちを伝えるということが大切なのですね。

まとめ

お歳暮を持参する際は、事前連絡してから訪問するのがマナーで、渡す時は風呂敷や紙袋から出して向きを相手の正面に返して差し出します。

子供の習い事の先生へのお歳暮お中元は、今は贈らない人も多いようですが、贈るべきか不要かについて唯一の正解はありません。
習い事の自分の家での位置づけや、先生の性格、子供との関係等によって正解は異なるはずです。
簡単ではありませんが、お付き合いを積み重ねて円滑な関係を保てる方法を見つけるのが望ましいでしょう。

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