闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

法要とは?法事との違いは?なぜ回忌ごとに行う必要があるの?

      2018/03/19

houji
法要とは何だろう?
法事との違いは何だろう?
なぜお墓参りだけでなく、何年かに1回やらなきゃいけないの?

こんな疑問を感じたことはありませんか。

今回は、法事と法要の種類や違いのことと、回忌法要等をなぜ行うのか等についてまとめました。

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法要とは?どんな種類があるの?

法要の元々の意味は「お釈迦様の教えである仏法を知ること」だったのですが、後に仏教行事全般を指すように変化しました。ただ、日本では、主に先祖供養、故人供養等のことを指すようになっています。

法要の種類は、故人が亡くなってからの時期などにより以下のようなものがあります。

  • 追善供養
  • 年忌法要(回忌法要)
  • その他の供養

では、細かい種類について確認していきましょう。

追善法要

追善供養は、文字通り「善を追加する供養」です。「生きている人が少しでも善い行いをして、故人が極楽浄土へ行けるように」ということで供養を行うものです。期間としては、初七日(没後7日目に行う法要)から四十九日法要(没後49日目に行う法要)のことを指しており、これが終わると忌明けとなります。

ちなみに、初七日に、故人の魂が三途の川のほとりに到着するので、ここで無事に渡れるようにと供養を行い、四十九日に閻魔大王の最終審判が下り、極楽浄土に行けるか決まるため、無事に極楽浄土へ行けるようにと供養を行うのです。

(宗派によって考え方が若干違います。代表的なのが浄土真宗で、亡くなったら即成仏するという考え方です。ただし、生きている人が仏縁を結べるようにという意味で行います。)

初七日と四十九日法要(七七日)以外では、中間の7日間ごとに、

二七日(没後14日目)
三七日(没後21日目)
四七日(没後28日目)
五七日(没後35日目)
六七日(没後42日目)

が本来あるのですが、近年ではこの中間5回の法要は省略されることが多いです。また、没後100日目には 百ヶ日法要を行い、悲しみの気持ちに区切りをつけるとされていますが、これも近年では省略されることが多いです。

年忌法要(回忌法要)

年忌(回忌)法要は故人の亡くなった祥月命日の中でも、区切りの年に行う法要です。
区切りの年としては、3と7を含む年に行っていき、47回忌の後は、最後にキリの良い50回忌法要で弔い上げを行い区切りをつけます。ただ、近年では33回忌で弔い上げしたり、13回忌程度で弔い上げするなど短くなる傾向があります。

1周忌→没後満1年の命日における法要。その後は数え年になります。
3回忌→ 没後満2年(数えで3年)の命日における法要。
7回忌→没後満6年(数えで7年)の命日における法要。

その後は、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、37回忌、43回忌、47回忌となり、50回忌、100回忌となります。(100回忌は殆ど行わないようです。)

◆年忌法要について、もう少し知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
一周忌と一回忌の違いは?法要はどっちが正解?迷った時の数え方は?

その他の供養

その他、以下のような何かを行う際に法要を行うことがあります。

  • 納骨法要遺骨をお墓に納める際の法要のことです。多くの場合、四十九日法要の際に納骨を合わせて行います。また、新しくお墓を建てる場合は、次の「開眼法要」とあわせて行います。
  • 開眼法要仏壇やお墓を購入した際に行う、魂を迎い入れる儀式です。宗派によっては「仏壇開き」「入魂式」という言い方をすることもあります。
    また、浄土真宗の場合には仏壇等を購入した際には「阿弥陀様をお迎えする」という考え方になるので、「入仏法要」「御移し」という儀式を行います。
  • 閉眼法要仏壇を買い替えたり、お墓を移す等の場合に行う法要です。仏壇やお墓には故人の魂が入っているため、供養して魂を抜く必要があるのです。そして、この法要を行うことで仏壇やお墓がただの箱、石になります。
    浄土真宗では、仏壇やお墓には故人の魂でなく阿弥陀様がいらっしゃるという考え方なので、「遷仏法要」「遷座法要」という儀式になります。

この他、お盆やお彼岸にも法要を営むことがあります。


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法事と法要の違いは?

法事と法要を同じような意味で使う人もいますが、細かく言うと、以下の違いがあります。

法事→お寺での読経や法話だけでなく、その後のお墓参りや会食(お斎)までを含めて指す
法要→お寺での読経や法話などの供養だけを指す

法事は昔、「仏教の修行」を意味する言葉でしたが、時代と共に意味が変わり、今では主に、故人や先祖供養等を行う仏教行事を指すようになっています。ここまでなら、法要と変わらないのですが、大きな違いとして、読経だけでなく、その後のお墓参りや会食(お斎「おとき」)をまとめて法事と指す、ということがあります。
また、広義の意味では、仏前結婚式や除夜会、元旦会、花まつり等も「法事」に含まれるとされています。

法要をなぜ行う必要があるの?

仏教では、人が亡くなると極楽浄土へ行くとされています。ですが、そのためには功徳が必要で、あの世に渡ってからでなく、この世で功徳を積む必要があるのです。そのためには、故人のために生きている人間が善い行いをして故人の霊に届けなければなりません。
それが、法要であり、会食(お斎)なのです。

お斎は単なる食事会、と思うかもしれませんが、故人を偲んで食事をすることで、その功徳が故人の霊に届くのだとか。「法事に集まってくれた親戚へのお礼」ではありません。親戚が大勢集まって一緒にお経をあげたり食事をすることで、故人に対して功徳を届けることができるし、参加している人の功徳にも繋がるとされているのです。

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さいごに

法事法要の意味を知らないと、御布施や御仏前などの出費ばかりに注目してしまったり、法事は長時間拘束されるから苦痛だなあ、等とネガティブイメージになりがちですが、法事法要の意味が分かると、お金や時間のことを前向きに考えられるのではないでしょうか。参考にしていただけると幸いです。

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