闘う嫁のマナーノート

厳しい姑に鍛えられた嫁のマナー知識や子育て、行事に関する備忘録

二分の一成人式の手紙の書き方 流れとコツ 役立つメッセージ例

      2016/11/19

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近年は二分の一成人式を小学校の授業参観で行うケースが非常に多いです。
そして、どこの学校でも「親が子供へのプレゼントとして手紙を書く」内容が盛り込まれているため、

「手紙なんて普段書かないし、まして自分の子供に何を書けばいいの!?」

と頭を抱えるお母さんが実に多いです。

今回は、手紙の書き方で具体的に、どのように考えて、どのような内容を書けば良いのか等の流れやコツ、メッセージ例と、「それでも書くのが苦手!」という人向けの簡単な書き方についてご紹介します。

◆保護者代表挨拶のスピーチで悩む場合はこちらの記事がおすすめです。
二分の一成人式の保護者代表挨拶で失敗しない方法 お祝いの言葉文例

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二分の一成人式 手紙の書き方

手紙を書くには、目的を知ることが重要です。
二分の一成人式の由来とねらいを知ると、どんなことを書けばいいのか骨組みが見えてきますよ。

二分の一成人式の由来とねらい~手紙の目的を知ろう

私達が子供の頃は二分の一成人式という行事は無かったですよね。
これが小学校で取り入れられるようになったのは、1980年頃に兵庫県の教師が4年生の担任をした際に「背筋を伸ばして参加するイベントをしよう」と企画したのがきっかけだそうで、その後徐々に全国的なイベントへと広がりました。

ところで、二分の一成人式の狙いとしては、子供の育ち、親の学び、地域の参画という3つの意義があります。
親から虐待されているような子供の場合は、このようなイベントがあると親に感謝することを強制されたり、生い立ちを振り返ると苦痛になる親子もいるため、イベントの内容について配慮が行き届かないので見直す必要があるという意見もあります。

でも、私達日本人は照れ屋で愛情を言葉として伝えることが苦手です。
二分の一成人式のような機会で手紙を書くことによって、日頃恥ずかしくて子供に言えなかった「子供に対する愛情」を伝えることが出来るし、子供にとっても親の愛に気づくチャンスが得られます。
ですから、多くの家庭にとっては、このイベントを通じて親子の絆を確かめ合い、子供の自己肯定感を高めることになるため非常に好評です。

子供は10歳くらいになると思春期に入り背伸びしたがりますが、やはり親は一番大事で、嫌われたくない存在なのです。
ぜひこの二分の一成人式で、口に出して伝えられていない気持ちを手紙にしたためてしまいましょう!

手紙の書き方 二分の一成人式の場合は?

手紙なんて書き慣れていない人にとっては大変な作業ですよね。
次に、どんな場面で子供が手紙を読むのかについて考えましょう。

二分の一成人式で親から子供への手紙というプログラムは多いのですが、どんな場面で子供が読むのかは大きく分けると次の2パターンがあります。

(1)皆の前で発表するケース
(2)子供だけが読むケース

(1)のように大勢の前で読む場合は、子供が恥ずかしくなるような内容は避けた方が良いですね。
(具体的には、過剰に褒めちぎったり、「もっとこうなって欲しい」という子供に対する要求ばかりで終わるもの等。)

(2)の場合、子供によっては自分で読んだ後に仲の良い友達と交換して見せ合いするケースもあるようです。
(もちろん、友達に「見せて!」と言われても断る子もいますし、子供次第です。)

手紙の基本構成

手紙の基本構成は下記になります。

(1)書き出し
(2)10年間の思い出
(3)今後への願い
(4)締めの言葉

具体的な内容やメッセージ例は次の章でお話しします。

手紙のコツ

(1)文章は下手でもOK!
上手に書かなければ、という意識が強いと構えてしまって書けなくなるものです。

そんなことを考えずにお母さん自身が子供のことを真剣に考えて書くという行為が大切なのです。
大勢に手紙を読んでもらう場合であっても全員に理解してもらう必要はありません。
自分の子供だけに自分の気持ちが通じれば良いのですから、子供の小さい頃の写真を見ながら、語りかけるように書いてみましょう。

(2)文章量は便せん1枚でOK!
長く書く必要はありませんし、字の上手か下手かも気にせず気持ちを込めてペンで丁寧に書くことに注力しましょう。
ただ、2~3行で終わってしまうと寂しいので、目安として、用紙の半分以上は埋めるようにしましょう。
(もちろん、2~3枚書く人もいます。)

二分の一成人式メッセージ例で役立つ物をピックアップ!

では、具体的に基本構成に沿って具体的な文章例を挙げます。

1.書き出し

・あなたと出会って10年ですね。
・あなたが生まれて10年経ちました。
・2分の1成人式おめでとう。もう10歳になったんだね。
・小さかった○○君が、今日の2分の1成人式を迎えることが出来てとても嬉しいです。

「2分の1成人式おめでとう」という言葉と「10歳」や「生まれてから10年経った」という言葉の片方だけでも良いし、両方入れても大丈夫です。

2.10年間の思い出

10年間の思い出については全てを思い出す必要はなく、何か1つ印象に残っていることを書きましょう。
思い出を選ぶ際に次の2つのパターンがあります。

(1)過去にあった出来事での喜びや苦労話
(2)過去に子供に伝えられなかった気持ちや考え

過去にあった出来事での喜びや苦労話をテーマにする場合

・おなかにいると分かったときの喜び
・どんな思いを込めて名前を付けたか
・産まれたときに出産が大変だったか
・初めて子供と対面した時に感じた喜び
・母乳をたくさん飲んだか、飲まずに苦労したか
・初めて立った日のこと、歩けた日のこと等
・病気で看病したときの心配や不安
・幼稚園に入園して慣れるまで大変だったか、逆に馴染むのが早くて楽だったか
・子供に言われて(やってくれて)嬉しかった言葉や行為
・親子で体験した出来事とその時の気持ち

生まれた時の様子や小さい頃の思い出などを思い出してみると、沢山出てくるでしょう。

「過去に子供に伝えられなかった気持ちや考え」をテーマにする場合

・以前叱ったことについて、本当はどんな気持ちで叱ったのか
・子供がこうしたいと言ったことについて全部受け入れなかった理由など

子育てが大変で愛情を感じることが出来ない場合

子育てが大変な場合は「ありがとう」と伝えるのは苦しいかもしれません。
タイトルだけ書いてごまかすという方法もあります。

でも、もし日々大変な子供と向き合っているのなら、大変な思いの中にも「子供を育てなきゃいけない」という多少の愛情はあるはず。
そのあたりの気持ちを正直に書いて、お母さんも大変だけど日々頑張っているよ、という気持ちを伝える方法もあるでしょう。
苦労している中で印象に残ったことを振り返って思い出を書いてみましょう。

3.将来への願いと締めの言葉

これまでの10年間、山あり谷ありだったでしょうけど、親だったら誰しも「我が子には幸せになって欲しい」という願いはあるでしょう。

これから心身ともに不安定な思春期を経て大人へと成長していく子供に、親として「あなたを大切にしている」という気持ちや「今後様々な困難が待ち受けているだろうけど、いつも応援している」という気持ちを伝えましょう。

○○君が今後成長するのを、お母さんは楽しみにしています。
お母さんも、○○君と一緒に母親として成長できるよう日々努力します。

○○君が大好きなお母さんより愛をこめて

××年×月×日

これから20歳の成人式までの10年間、いろんな楽しいことや困ることがあるでしょう。
でも、お父さんとお母さんはいつでも○○君の味方です。
もし困ったことや悩むことがあったら、1人で抱え込まずにお父さんとお母さんを頼ってね。

これからも◯◯君のそばで応援しています。

お父さんとお母さんより

××年×月×日

では次に、具体的なメッセージ全体を1つご紹介します。

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メッセージ例

○○君へ

2分の1成人式おめでとう。

お父さんとお母さんの元に生まれてきてくれてありがとう。
お母さんにとっては、この10年間はあっという間の出来事でした。

○○君が無事に生まれて、初めて抱っこした時の
腕の重みと喜びは、お母さんにとってかけがえのない思い出で、
昨日のことのように思えます。

幼稚園の頃は風邪をひきやすくて休みがちだったし、
東日本大震災の後に40度の高熱が1週間以上続いて
水を飲めないくらい弱ってしまったのをみて、
そばで見守るしかできないお母さんの力のなさを感じたものです。
そして、○○君がお母さんにとって何よりも大切な存在だと気づきました。

その後少しずつごはんを食べられるようになって元気になり、
元通り幼稚園に通えるようになって、健康であることが幸せだなあと
改めて思いました。

次のお祝いは10年後の成人式ですね。
○○君が元気に成長するようお母さんもごはんを作ったり、
悩みごとを聞いたりしてサポートを頑張ります。

○○君も、成長するにあたって楽しいことや辛いことがあるでしょうけど
お父さんとお母さんの子供だから大丈夫!
一緒に乗り越えて成長していきましょう。

○○君が大好きなお母さんより愛をこめて

××年×月×日

二分の一成人式の手紙を書くのが苦手な場合は?

(1)自分にスポットを当てる方法
子供にスポットを当てると書きづらい場合は自分の気持ちを中心に「子供の行事で自分がどんな大変だったか、楽しかったか、嬉しかったか」を思い起こす方がやりやすいかもしれません。

子供がいなかったら有り得なかった苦労や喜び、日々の小さな幸せを思い出すことや、子供を産んだからこそ成長できた母親としての自分のことを書く方法もあります。

○○ちゃんが生まれてからお母さんも成長したんですよ。
もちろん怒ることもあるけど、笑顔で過ごすことが増えました。
これも○○ちゃんがお母さんと一緒に成長してくれているおかげです。

「え?お母さんのことを書かれても嬉しくないのでは?」と思うかもしれませんが、子供にとってはお母さんが何を考えているか分からないので、
「お母さんはあの時こう思ってたんだ!?」とか
「お母さんって完璧だと思ってたけど実は私と同じで失敗も沢山してるんだ!」
等と、お母さんの一面を知ることが出来るし嬉しいものです。

そして、子供自身がお母さんと関わっているからこそ、お母さん自身も成長しているのだと知ったら子供の存在価値もあるというものです。
こういう方向から自己肯定感を高めることもできますよ。

(2)箇条書きを活かす方法
文章にまとめることを意識すると書けなくなるものです。
小さい頃の写真を見ながら、こんなことがあったなあ、と振り返っていくと、その頃の様子や気持ちを思い出して、書きたいことが出てきます。
それを箇条書きにして、時系列に繋げていきましょう。

繋げ方が難しい場合は、箇条書きの項目を一文ずつ「です、ます」にしていき、最後に

□□君は、小さい頃からやんちゃでいたずらっ子でしたね。
□□君は、毎日元気に自転車で10km以上遠くまで遊びに行くくらい体力がありましたよね。
□□君は、いつも笑顔で近所の人に可愛がってもらっていました。
□□君は、困っている人がいると助けようとする、優しい心があります。

そんな□□君がお母さんにとって最高の宝物です。(または、「そんな□□君を、お母さんはとても大好きです。」)

と締めると、案外詩的な文章になってカッコいい仕上がりになりますよ。

さいごに

今回は具体例をご紹介しましたが、やはり「下手でも良いから自分の言葉で伝える」ことが一番子供の心に響きます。
型にはまった手紙である必要がないので、子供と昔話を共有する気持ちで書いて下さいね。

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