闘う嫁のマナーノート

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インフルエンザA型B型C型や新型インフルエンザの違いは?

      2016/11/19

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毎年冬になるとインフルエンザが流行しており、A型、B型、C型とか香港型、ソ連型、新型インフルエンザなど様々な種類がニュースで取り上げられていますが、これらの違いをご存知ですか。

今回は、予防や実際にかかった時に慌てないで済むよう、インフルエンザの種類の違いについて、鳥インフルエンザとの違いを含めてお話しします。

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インフルエンザA型B型C型の特徴や違いは?

インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子に含まれている蛋白の性質によってA型、B型、C型の3種類に分類されます。

A型B型C型の感染対象

A型は人だけでなく鳥や豚などの動物も感染しますが、B型とC型は人だけしか感染しません。

A型B型C型の症状

A型やB型の症状は風邪と同様の鼻水、咳、くしゃみ等の他、38度以上の高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛等もあります。
どちらかというとB型よりもA型の方が重症化しやすいのですが、B型の場合は下痢や吐き気等、胃腸への影響もあることが多いし、少し長引く傾向があります。

C型の症状は、A型やB型に比べて軽く、高熱が続くようなことは非常に少なく、重症化することも滅多にありません。
どちらかというと鼻風邪という感じで鼻汁が多く、その他は軽い発熱、咳、くしゃみ、喉の痛み、目の充血等があります。

A型B型C型の流行時期

流行する時期については、3種類のうち毎年冬に流行するのはA型とB型で、C型は季節に関係しないし流行もしません。
というのも、C型はウイルスがあまり変異しないし、一度かかると免疫ができるからです。
そのため、C型にかかるのは免疫のない5歳以下の乳幼児が多いです。
(C型は軽い症状が多いため、知らずにかかって治ったりして免疫を持っているケースが多いのです。)

A型B型C型の薬

A型とB型についてはタミフルなどの抗インフルエンザ薬が有効です。
これはインフルエンザウイルスを増殖させないための薬なので早ければ早いほど効果が高く、発症から48時間経過してからの投与では効果がありません。

また、C型には抗インフルエンザ薬は効果がありません。
ただ、C型のほとんどが鼻風邪のような軽い症状なので、通常の風邪の治療と同様の抗生物質や鼻水止めの薬が処方されるケースが多いです。

A型の亜型について

A型ウイルスはB型よりも変異しやすく複数の種類があり、これらは亜型と呼ばれています。
この亜型は、ウイルス表面突起のHA(ヘマグルチニン)16種類とNA(ノイラミニダーゼ)9種類の組み合わせの違いによって分けられており、今のところ主に4種類あります。

  • アジア型(H2N2)
  • 香港型(H3N2)
  • ソ連型(H1N1)
  • パンデミック(H1N1)2009

ソ連型は1918年に世界で大流行した「スペインかぜ」を祖先とし、1977年から大流行した「ソ連かぜ」が元のインフルエンザでしたが、同じ型のインフルエンザ(H1N1)2009が発生した後は殆ど発生していません。
香港型は1968年に大流行した「香港かぜ」が元です。

A型とB型の両方にかかるケースは?

A型とB型はウイルス構造が別なので、どちらかを発症したからといってもう一方にかからないということはありません。
また、C型と異なり免疫は一生ものではないため毎年かかる可能性もありますし、例えば同じシーズンに香港型とインフルエンザ2009など、タイプの異なるA型に2回かかる可能性もあります。


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インフルエンザと新型インフルエンザの違いは?

A型インフルエンザはインフルエンザウイルスの抗原性が小さく変化しながら毎年流行しており、これを季節性インフルエンザといいます。
ところが、抗原性が大きく異なるインフルエンザウイルスが現れることがあり、免疫がないため急速に大流行することがあり、これを新型インフルエンザといいます。
この新型インフルエンザは過去に1918年のスペインかぜ、1957年のアジアかぜ、1968年の香港かぜ、2009年のパンデミックインフルエンザがあります。
この記録から見ると、数十年に1回という頻度で滅多にありませんが、今後いつ起きるかは予測できるものではありません。
また、これらの過去のインフルエンザについては全てA型インフルエンザで、現在では季節性インフルエンザという扱いになっています。

インフルエンザと鳥インフルエンザの違いは?

鳥インフルエンザはA型の一種で、一般的に鳥類が感染するインフルエンザですが、2013年春には中国で多くの人が鳥インフルエンザA(H7N9)に感染しました。
当時の中国では野生の鳩や市場で販売されていた鶏や鳩からもウイルスが検出されたのですが、感染者がこれらと接触したためなのかどうかは不明です。
ただ、鶏肉を食べたからといって感染するものではなく、WHOの見解では「きちんと加熱した鶏肉であれば安全である」としています。

症状としては、発熱や咳、息切れ、重症の肺炎等がありますが、海外なので限られた情報しか分かっていません。

鳥から人に感染することはありますが、その感染者から別の人への感染は通常ありません。
ここでウイルスが遺伝子変異を起こして人から人へ感染するようになった場合には新型インフルエンザと呼ばれることになりますが、通常の鳥インフルエンザは新型インフルエンザではありません。(家族間での接触感染事例は数件ありますが、これは除きます。)

まとめ

インフルエンザにはABCの3種類があり、新型インフルエンザや鳥インフルエンザはA型の一種とされています。
過去に流行した香港型、ソ連型等も新型インフルエンザといわれるものが始まりであり、それ以降免疫ができると季節型インフルエンザという位置づけになっています。
ウイルスは毎年変異を続けているのでいつ新型インフルエンザが発生するか分かりませんが、どの種類も手洗いやマスク、うがい等、日頃の予防対策や体調管理が何よりも大切です。

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